ごみ箱は神、「ありがとう」はお経
「神様が教えてくれた宇宙とつながる片付け方」日下由紀恵著を読んだ。
自分の心理的なものが自分の住まいに反映されているとか、もうわかってるよと思うことも多く、さらさらと斜め読みしたが、さまざまなものの捨て方を細かくレクチャーしてくれていて、すっきりした部分があった。
例えばパワーストーンなどは捨てづらく、どこか自然豊かな場所に出掛けて行って捨てなくては、と長いこと漠然と思っていたが、この本によればごみ箱にポイっと捨てれば良いという。
ごみ箱は神で、「ありがとう」がお経、だそうで、感謝の言葉を添えて捨てればそれで良い。著者の神様はややこしいことを強要しないらしい。
気が楽になる考え方です。
バッグやアクセサリーは、所有者のエネルギーが入っているので、身近な人に譲るよりも捨てる方が良いのだという。実は本もそう。
でもリサイクルショップやメルカリで手放すのは、「これが欲しい」と思う人の手に渡るという意味で悪くない。
どういうエネルギーをまとっているか、目には見えないものの働きによるのだ。
リンク
ぬいぐるみは捨てられても恨んだりしない
ものには固有のエネルギーが宿るが、邪魔だと思いながら持ち続けているよりは、減らして「すっきりした」と思う方が、自分から発せられる波動が良くなる。
衣類も雑巾に作り替えるなど、無理に再利用しようとしなくても、服として捨てて良い。
すぐに引越ししなくても大丈夫
もしも家を建てるなら木造建築をおすすめするが、今鉄筋コンクリートの家に住んでいるのであればちょっとした工夫をすれば、引越ししなくても大丈夫。
もしも事故物件あっても、「家賃が相場より安くて嬉しい!」と思えるなら、大丈夫。
毎日感謝して自分の波動を高めるように生きていれば、霊などいたとしてもそのうち居出ていってしまうという。
事件や事故や、霊や、鉄筋コンクリートや、高層階や、三角の敷地など、土地や建物を選ぶ際の気になるポイントは数々あるが、土地や建物などが悪さをするのではなく、その人の波動が体験することを決めている。
リンク
リフォームもしなくて大丈夫
持ち物とか住まいとかの選び方とか、それを持つあるいは手放す意味などを、波動的、エネルギー的に説明してくれる。
そういう理由だったら手放した方が良いなあと腑に落ちる。
でも、今現在不適切な家に住んでいたとしても、だからと言ってすぐに引越ししなさいとは言わない。
リフォームすら必須ではない。
掃除をするとか、感謝して住むとか、ごく簡単なことをするだけで済む。
気の持ちようと言ってしまったら身も蓋もないが、結局そういうことらしい。
外野に何をいわれようとも「これで良し!」と自分で決めて貫いたらなんだって良いのだ。
リンク
焦らない人が一番幸せになれる人
ものがなくても生活できると知ることも、人生の目的だと、著者はいう。
99%のものは要らない。1%のものだけ残せば良い。
書類は98%が不要。100枚あったら残すのは2枚だけ。
収納は常に3割空ける。
良いね。まだまだやれることがあって希望が湧いてきます。
焦らない人が一番幸せになる、とも書いてある。
得よう得ようという焦りが目をくらませる。
本当人自分にはちゃんとわかっていることなのにわからないと思い込んでしまっている。